労働環境向上の意識が高く助成金を有効活用に活用し取り組みを加速したい会社のため労務監査を実施した事例
相談内容
助成金を積極的に活用していきたい会社から、行政機関から指摘を受けないような適正な労務管理を維持するため、まずは、現状の自社の労務管理状況が法令を遵守しているか?どこにリスクがあるのか?把握をしたい!!
争点
法令違反及びリスクの有無
解決内容
労務状況を可視化する労務監査(衛生診断)を実施しました。診断ツールを使用し、雇用契約、労使協定、就業規則、安全衛生、労働社会保険、ワークライフバランス等、総数100項目以上をチェック及びヒアリングし、法令の遵守状況をまとめたレポートの作成とあわせて今後の各種課題改善に向け、優先度が高い課題を会社の実態に沿った改善策(アクションプラン)を提示しました。
社労士の所感
労働環境向上の意識が高く、助成金を有効的に活用し、取り組みを加速したい会社であったため、労務監査を提案しました。現状の労働環境を把握でき、今後の労働環境改善の取り組みや安心した助成金申請に繋がるため、是非やりたいということで実施することに。労務監査を実施し、レポートやアクションプランにてご説明したところ、各行政機関の調査を受けていたため、安心していらっしゃいましたが、課題が多いことに驚いていらっしゃいました。
知らなかった法律等をお伝えし、潜在的なリスクの把握や問題点を抽出することで整理をつけることができました。今まで、後回しにされていた会社全体の法令遵守状況を把握頂けましたので、何をすればいいのかが明確になり安心いただけました。従業員に言われて知らなかったでは済まないことですので、事前に把握できることは大切です。また「これから会社が取り組むべき課題について、継続的にサポートしていただくこともでき、安心して改善していくことができる、労働環境の適正化を図るきっかけになった」と評価をいただきました。