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人事・労務ジャーナル 2025年4月

2025.04.07 お知らせ・セミナー情報コラム事務所通信

01 従業員のモチベーション向上に繋がる「サーベイ」とは?

従業員は会社にとってなくてはならない存在です。従業員の状況は、会社の生産性に大きな影響を与えます。そのため、会社が事業を成功させ成長するには、従業員に気持ちよく働いてもらえる環境を作ることが非常に大切です。そのためにできることの一つにサーベイがあります。では、サーベイとは何なのでしょうか。

02 若年労働者を定着させる!効果的な対策とは?

今回は「若年労働者を定着させる!効果的な対策とは?」をテーマにお送りします。若手の離職が多いと、人材不足や教育コストの増大など、さまざまな影響が出てきます。そこで、若手が「ここで長く働きたい!」と思うために効果的な対策をお伝えします。

従業員のモチベーション向上に繋がる「サーベイ」とは?

従業員は会社にとってなくてはならない存在です。従業員の状況は、会社の生産性に大きな影響を与えます。そのため、会社が事業を成功させ成長するには、従業員に気持ちよく働いてもらえる環境を作ることが非常に大切です。そのためにできることの一つにサーベイがあります。では、サーベイとは何なのでしょうか。

サーベイとは

サーベイとは、物事の全体を知りたいときに行う調査のことを指します。従業員が会社に対して抱いている課題や気持ちを調査するために使われることがよくあります。従業員を対象にしたサーベイを行うことで、会社と従業員の認識のギャップや会社の問題点を客観的に知ることができます。そして、それをもとに会社の在り方を改善することができます。そうすることで、従業員の会社に対するエンゲージメントの向上、仕事に対するモチベーションの向上、ゆくゆくは生産性の向上を引き出し、事業目標の達成や会社の成長に繋げることができます。

サーベイを行う際の注意点

サーベイを行う上で注意しなければいけないことがあります。ここでは、3つの注意点を取り上げたいと思います。

まず、質問設計に注意しましょう。サーベイを実施する目的は、従業員の本音を知ることです。何かの答えに誘導するような選択肢にならないようにしなければなりません。公正公平な表現を使うよう心がけましょう。自由回答欄を作るのも良いでしょう。また、一般的な質問だけで終わらないようにする必要もあります。自社の問題や課題に対する仮説を立て、質問を作ることで具体的な改善点を知ることができます。

サーベイに回答することで従業員に不利益が及ばないことを保証することも大切です。回答後に何かあるかもしれないと思うと、従業員は本音を伝えてくれないでしょう。匿名で回答できるようにしましょう。回答とメールアドレスやアカウント名などが紐づかないようにも気をつけましょう。

定期的にサーベイを実施するようにしましょう。サーベイは、会社と従業員の認識のギャップを知ることだけでなく、ギャップを小さくしていくことが目的だからです。1年に1度実施することもできますし、短い時間で回答できるサーベイを週一や月一で実施するのも良いでしょう。

定期的にサーベイを実施して比較管理できるツールも多数ありますので、ツール利用も含めて検討いただくのがお勧めです。

若年労働者を定着させる!効果的な対策とは?

今回は「若年労働者を定着させる!効果的な対策とは?」をテーマにお送りします。若手の離職が多いと、人材不足や教育コストの増大など、さまざまな影響が出てきます。そこで、若手が「ここで長く働きたい!」と思うために効果的な対策をお伝えします。

若年労働者が辞めやすい理由

まず、若手が会社を辞める主な理由として「仕事への不安」「評価への不満」「将来のイメージが持てない」などが挙げられます。特に、入社したばかりの時期は仕事の進め方や周囲とのコミュニケーションで悩みがち。早めにフォローする体制づくりが大切です。

若年労働者を定着させるための効果的な対策

①キャリアパスの明確化

昇進の条件や役職ごとの必要スキルを事前に開示し、若手が将来の成長イメージを描けるようにしましょう。さらに、定期的に上司とのキャリア面談を行い、将来への不安や希望を共有する機会を設けると良いでしょう。

②スキルアップの機会と評価制度

若年労働者は成長意欲が高いことが多いです。定期的な研修や資格取得支援制度を整え、「頑張りがきちんと評価される」仕組みを見せるとモチベーションがアップします。また、評価基準をわかりやすく共有し、フィードバックをこまめに行うことも重要です。

③コミュニケーションとフォロー体制

直属の上司や先輩との関係性は離職率に大きく影響します。日々の声かけや面談など、若手が気軽に相談できる雰囲気をつくりましょう。メンターやブラザー・シスター制度など、フォローの仕組みを取り入れるのもおすすめです。

若年労働者の定着には「キャリアパスの明確化」「スキルアップ支援」「評価・コミュニケーション」が欠かせません。若年労働者が安心して成長できる会社だと感じれば、自然と長く働いてくれるはずです。ぜひ、これらのポイントを意識して、選ばれる職場を目指していきましょう。


労務管理PLUS編集部
執筆者情報 労務管理PLUS編集部

人事と労務管理の専門家として、これまで各業種の企業さまへさまざまなサポートを提供してまいりました。顧問企業がお困りの際に「受け身」でご支援を行うだけではなく、こちらから「積極的に改善提案を行うコンサルティング業務」をその特色としております。人事労務にお悩みのある企業さまはもちろんのこと、社内環境の改善を目指したい方、また問題点が漠然としていてご自身でもはっきり把握されていない段階であっても、お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。

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